Yuka Obayashi
[東京 30日 ロイター] - 原油先物は30日、米原油在庫の大幅減少やメキシコ湾のハリケーンにより生産に影響が出るとの懸念で続伸している。
北海ブレント先物10月限は0133GMT(日本時間午前10時33分)時点で0.17ドル(0.2%)高の1バレル=85.66ドル。11月限は0.17ドル高の85.08ドル。
米WTI先物は0.24ドル(0.3%)高の81.40ドル。
市場関係者によると、米石油協会(API)が29日発表した8月25日までの週の在庫統計では原油在庫が約1150万バレル減少した。ロイター調査のアナリスト予想平均は330万バレル減だった。
ハリケーン「イダリア」の接近によりエネルギー供給に影響が出るとの警戒感も買いにつながっている。