Arathy Somasekhar
[27日 ロイター] - アジア時間の原油先物は小幅高で推移。冬に向けた供給逼迫や米経済のソフトランディング(軟着陸)見通しが意識された。
0015GMT(日本時間午前9時15分)時点で、北海ブレント先物は0.33ドル(0.4%)高の1バレル=94.29ドル。米WTI原油先物は0.31ドル(0.3%)高の90.70ドル。
26日公表された米石油協会(API)の週間在庫統計では原油在庫が約30万バレル減の市場予想に反して約160万バレル増加した。
しかし、市場は主要な貯蔵拠点であるオクラホマ州クッシングの原油在庫がかなりの低水準となっており、利用できなくなる可能性を懸念している。
また、米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は26日、米経済がソフトランディングする可能性を60%、そうでない可能性を40%とみていると述べた。