Scott DiSavino
[ニューヨーク 28日 ロイター] - 米国時間の原油先物は北海ブレント先物が約1%安。一時10カ月ぶりの高値を付けたが、その後利食い売りが優勢となった。高金利が原油需要を圧迫するとの懸念も出ている。
清算値は、29日に期日を迎える北海ブレント先物11月限が1.17ドル(1.2%)安の1バレル=95.38ドル。12月限は約1.3%下落し93.10ドルとなった。
米WTI先物は1.97ドル(2.1%)安の1バレル=91.71ドル。
取引時間中には北海ブレント期近物が一時97.69ドルと2022年11月以来の高値、WTIが95.03ドルと22年8月以来の高値を付けた。
OANDAのシニア・マーケット・アナリスト、エドワード・モヤ氏は「100ドルの大台に数ドル届かず、トレーダーらは利益確定を急いでいる」と述べた。