[モスクワ 6日 ロイター] - ロシア政府は6日、先月21日に導入した軽油の輸出禁止措置の大半を解除したことを明らかにした。
パイプラインで海港に輸送される軽油の輸出を解禁する。各生産者が生産した軽油の少なくも半分を国内市場に供給することが条件。
ガソリンの輸出制限は継続する。
軽油は石油製品ではロシア最大の輸出品目。昨年の輸出は約3500万トンで、4分の3近くがパイプライン経由で輸送された。
昨年のガソリン輸出は480万トン。
ロシアの輸出禁止措置は国際価格の押し上げ要因となっており、一部のバイヤーがガソリンと軽油の代替調達先の確保を迫られている。