[8日 ロイター] - バークレイズは8日、2024年の北海ブレント原油先物価格見通しを4ドル引き下げ、1バレル=93ドルとした。堅調な米国の原油供給に加え、制裁緩和に伴うベネズエラの産油量増加を指摘した。
原油価格見通しは依然として、コンセンサスを上回っているという見方を示した上で、需要見通しは強まっているとし、中国の2023、24年の需要見通しをそれぞれ日量20万バレル、30万バレル引き上げた。
また、「最近の価格下落は主に需要懸念の再燃によるもので、地政学的リスクプレミアム後退によるものではない」とも指摘した。