4日のニューヨーク外為市場でドル・円は104円24銭まで下落後、104円62銭まで上昇して引けた。
米10月ADP雇用統計や10月ISM非製造業景況指数が予想を下回ったためドル売りが優勢となったが、株高に連れたリスク選好の円売りに下げ止まった。
ユーロ・ドルは1.1680ドルまで弱含んだ後、1.1734ドルまで上昇して引けた。
ユーロ・円は122円07銭まで下落後、122円60銭まで反発。
ポンド・ドルは1.3050ドルから1.2950ドルまで下落した。
英国の交渉責任者のフロスト氏と欧州連合(EU)のバルニエ首席交渉官は通商交渉で見解の相違が依然残るとしたため、通商合意のない離脱への警戒感からポンド売りが優勢となった。
ドル・スイスは0.9100フランから0.9137フランまで上昇した。
安全通貨としてのフラン買いが一段落した。
[経済指標]・米・9月貿易収支:-639億ドル(予想:-639億ドル、8月:-670億ドル←-671億ドル)・米・10月ADP雇用統計:+36.5万人(予想:+64.3万人、9月:+75.3万人←+74.9万人)・米・10月サービス業PMI改定値:56.9(予想:56.0、速報値:56.0)・米・10月総合PMI改定値:56.3(速報値:55.5)・米・10月ISM非製造業景況指数:56.6(予想:57.5、9月:57.8)