■NY株式:ダウは187ドル高、中国の貿易統計や金融決算を好感
NYダウ ナスダック
終値 :17908.28 終値 :4947.42
前日比:+187.03 前日比:+75.33
始値 :17741.66 始値 :4904.79
高値 :17918.35 高値 :4951.91
安値 :17741.66 安値 :4903.60
13日の米国株式相場は上昇。
ダウ平均は187.03ドル高の17908.28、ナスダックは75.33ポイント高の4947.42で取引を終了した。
中国で3月の輸出が大幅増となり、アジア・欧州株が全面高となった流れを受け、買いが先行。
大手行JPモルガン(JPM)の決算が好感され、金融セクターに買いが広がった。
地区連銀経済報告(ベージュブック)では大半の地区で緩やかなペースで経済が拡大し、一部地域で賃金が上向いたとの認識が示され、終日堅調推移となった。
3月の小売売上高や生産者物価指数(PPI)は予想を下振れたものの、相場への影響は限定的だった。
セクター別では、銀行や自動車・自動車部品が上昇する一方で食品・飲料・タバコや電気通信サービスが下落した。
JPモルガンの決算を受け、シティグループ(C)やモルガン・スタンレー(MS)、ゴールドマンサックス(GS)などの金融各社が上昇。
製薬のバリアント・ファーマシューティカルズ(VRX)は改めて年次報告書を4月29日までに提出する方針を示し、堅調推移。
オートバイメーカーのハーレー・ダビッドソン(HOG)はUBSが3月売上高に強気の予想を示したことで買われた。
一方で、通信会社のベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)は固定電話部門の従業員がストライキに突入し、売られた。
本日、石油輸出国機構(OPEC)は非加盟国の生産見通しを引き下げた。
中国の陸上油田の生産見通し引き下げと、原油安で採掘案件が延期されている米国と英国で生産が落ち込んだことが、要因となった。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は109円36銭、中国の輸出改善、原油底入れ期待にリスクオン 13日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円02銭まで軟化後、109円41銭まで上昇し、109円36銭で引けた。
米国の3月小売売上高や生産者物価指数(PPI)が予想外のマイナスに落ち込んだため一時ドル売りが優勢となった。
しかし、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した米地区連銀経済報告(ベージュブック)で経済活動の拡大継続に加え、物価の緩やかな上昇の兆候が指摘されたためドル買いが再燃した。
また、中国の輸出改善や原油底入れ期待にリスク選好の円売りも続いた。
ユーロ・ドルは、1.1303ドルから1.1268ドルまで下落し1.1274ドルで引けた。
ほぼ1年ぶりの低水準に悪化したユーロ圏の2月鉱工業生産を受けて、欧州中央銀行の追加利下げ観測が強まり、ユーロ売りが加速。
ユーロ・円は、123円64銭から123円02銭へ下落した。
ポンド・ドルは、1.4256ドルから1.4193ドルまで下落。
英国のEU離脱懸念を受けたポンド売りに上値は限定的となった。
ドル・スイスは、0.9615フランから0.9672フランへ上昇した。
■NY原油:反落で41.76ドル、米在庫増で売り先行、生産量減少で買い戻しも NY原油は反落(NYMEX原油5月限終値:41.76↓0.41)。
41.26ドルまで下落した後、いったん42.42ドルまで上昇した。
前日の取引終了後に発表された全米石油協会(API)の週間統計で国内全体の原油在庫が620万バレル増となったことを受けて、原油の売りが先行。
また、13日発表の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)でも原油在庫が660万バレル増だったことで、売りが強まった。
しかし、原油の国内生産量が日量900万バレルを割り込んだことが注目され、一時買い戻しが優勢になった。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 13.76ドル +0.490ドル(+3.69%) モルガン・スタンレー(MS) 25.88ドル +1.300ドル(+5.27%) ゴールドマン・サックス(GS)159.78ドル +5.490ドル(+3.56%) インテル(INTC) 32.13ドル +0.270ドル(+0.85%) アップル(AAPL) 112.04ドル +1.600ドル(+1.45%) アルファベット(GOOG) 771.91ドル +7.590ドル(+0.99%) フェイスブック(FB) 110.51ドル -0.100ドル(-0.09%) キャタピラー(CAT) 79.13ドル +3.030ドル(+3.98%) アルコア(AA) 9.79ドル +0.320ドル(+3.38%) ウォルマート(WMT) 69.16ドル +0.360ドル(+0.52%) スプリント(S) 3.42ドル -0.075ドル(-2.15%)
ダウ平均は187.03ドル高の17908.28、ナスダックは75.33ポイント高の4947.42で取引を終了した。
中国で3月の輸出が大幅増となり、アジア・欧州株が全面高となった流れを受け、買いが先行。
大手行JPモルガン(JPM)の決算が好感され、金融セクターに買いが広がった。
地区連銀経済報告(ベージュブック)では大半の地区で緩やかなペースで経済が拡大し、一部地域で賃金が上向いたとの認識が示され、終日堅調推移となった。
3月の小売売上高や生産者物価指数(PPI)は予想を下振れたものの、相場への影響は限定的だった。
セクター別では、銀行や自動車・自動車部品が上昇する一方で食品・飲料・タバコや電気通信サービスが下落した。
JPモルガンの決算を受け、シティグループ(C)やモルガン・スタンレー(MS)、ゴールドマンサックス(GS)などの金融各社が上昇。
製薬のバリアント・ファーマシューティカルズ(VRX)は改めて年次報告書を4月29日までに提出する方針を示し、堅調推移。
オートバイメーカーのハーレー・ダビッドソン(HOG)はUBSが3月売上高に強気の予想を示したことで買われた。
一方で、通信会社のベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)は固定電話部門の従業員がストライキに突入し、売られた。
本日、石油輸出国機構(OPEC)は非加盟国の生産見通しを引き下げた。
中国の陸上油田の生産見通し引き下げと、原油安で採掘案件が延期されている米国と英国で生産が落ち込んだことが、要因となった。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は109円36銭、中国の輸出改善、原油底入れ期待にリスクオン 13日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円02銭まで軟化後、109円41銭まで上昇し、109円36銭で引けた。
米国の3月小売売上高や生産者物価指数(PPI)が予想外のマイナスに落ち込んだため一時ドル売りが優勢となった。
しかし、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した米地区連銀経済報告(ベージュブック)で経済活動の拡大継続に加え、物価の緩やかな上昇の兆候が指摘されたためドル買いが再燃した。
また、中国の輸出改善や原油底入れ期待にリスク選好の円売りも続いた。
ユーロ・ドルは、1.1303ドルから1.1268ドルまで下落し1.1274ドルで引けた。
ほぼ1年ぶりの低水準に悪化したユーロ圏の2月鉱工業生産を受けて、欧州中央銀行の追加利下げ観測が強まり、ユーロ売りが加速。
ユーロ・円は、123円64銭から123円02銭へ下落した。
ポンド・ドルは、1.4256ドルから1.4193ドルまで下落。
英国のEU離脱懸念を受けたポンド売りに上値は限定的となった。
ドル・スイスは、0.9615フランから0.9672フランへ上昇した。
■NY原油:反落で41.76ドル、米在庫増で売り先行、生産量減少で買い戻しも NY原油は反落(NYMEX原油5月限終値:41.76↓0.41)。
41.26ドルまで下落した後、いったん42.42ドルまで上昇した。
前日の取引終了後に発表された全米石油協会(API)の週間統計で国内全体の原油在庫が620万バレル増となったことを受けて、原油の売りが先行。
また、13日発表の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)でも原油在庫が660万バレル増だったことで、売りが強まった。
しかし、原油の国内生産量が日量900万バレルを割り込んだことが注目され、一時買い戻しが優勢になった。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 13.76ドル +0.490ドル(+3.69%) モルガン・スタンレー(MS) 25.88ドル +1.300ドル(+5.27%) ゴールドマン・サックス(GS)159.78ドル +5.490ドル(+3.56%) インテル(INTC) 32.13ドル +0.270ドル(+0.85%) アップル(AAPL) 112.04ドル +1.600ドル(+1.45%) アルファベット(GOOG) 771.91ドル +7.590ドル(+0.99%) フェイスブック(FB) 110.51ドル -0.100ドル(-0.09%) キャタピラー(CAT) 79.13ドル +3.030ドル(+3.98%) アルコア(AA) 9.79ドル +0.320ドル(+3.38%) ウォルマート(WMT) 69.16ドル +0.360ドル(+0.52%) スプリント(S) 3.42ドル -0.075ドル(-2.15%)