英国の金融規制当局である金融行動監視機構(FCA)が、業界に対する「最も包括的な対応」の一環として、先物を含む仮想通貨デリバティブを禁止する可能性が浮上している。11月20日に公式サイトで公表されたスピーチにより明らかとなった。英国で仮想通貨デリバティブを禁止する構想については、10月にも関係者の話として報じられていた。
FCAの戦略・競争局のクリストファー・ウーラード局長は、ロンドンで開かれた仮想通貨規制に関するイベントでスピーチを行い、同機構がいわゆる仮想通貨差金決済取引(CFD)の禁止について助言を行うと述べた。