[キーウ(キエフ) 30日 ロイター] - ウクライナのクレバ外相は30日、欧州連合(EU)加盟に関して、「特別な解決策」や別の枠組みにうんざりしているとし、完全な形での加盟を望んでいると述べた。
フランスのマクロン大統領は今月、EU加盟を目指す国々とのより緊密な協力を可能にする新たな枠組みとして「欧州政治共同体」の創設を提案した。
クレバ氏はキーウでコロナ仏外相と会談後、「ウクライナが欧州統合プロジェクトの一部であることを法的に明確に確認する必要があり、それは候補国の地位を付与することだろう」と述べた。
ウクライナ大統領の広報担当によると、ゼレンスキー大統領もコロナ外相と会談し、加盟候補国の地位を得る上でフランスの支持に期待しているとした。
欧州委員会はウクライナの申請について6月に見解を示す。