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リスク回避の円高には注意ながらも過度な懸念は不要、SMBC日興証券(花田浩菜)

発行済 2017-08-14 11:53
更新済 2017-08-14 12:00
リスク回避の円高には注意ながらも過度な懸念は不要、SMBC日興証券(花田浩菜)
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。


先週末は山の日でお休みでしたね。
休み前には北朝鮮がグアムに向けてミサイル発射を検討していると発言するなどし、地政学リスクが再燃しました。
8/14付けの「主要通貨デイリー」では、地政学リスクやイベントを分析しつつ今週のドル円に動きついて考察されていますのでご紹介します。


同レポートではまず、先週のドル円と北朝鮮の動きについて、『先週のドル円は、北朝鮮を巡る地政学リスクの高まり等を背景に軟調な展開となり、11日に108.74円と4月20日以来の水準まで下落した。
北朝鮮情勢に関しては米朝の緊張感が高まっているだけに、リスク回避色の強まりに引き続き注意したい。
北朝鮮では祖国解放記念日(8/15)、先軍節(8/25)、建国記念日(9/9)など記念日が集中しており、遅くとも来月上旬までにミサイル発射実験が実行される可能性が高いとみられる』と伝えています。


続けて、市場の不安を示すVIX指数に着目し、『もっとも、市場の不安心理を表すVIX指数をみると、過度にリスクが高まっているわけではない。
米朝が全面的な軍事衝突に発展しない限り市場は徐々に落ち着きを取り戻すとみており、地政学リスクを受けた足元のドル安円高もやがて一巡が期待される』と見ています。


最後に、FOMC議事要旨の公表やイエレンFRB議長のジャクソンホール会議での講演に言及し、『足元で市場の年内利上げ期待は3割にも満たない。
イエレン議長の講演が依然として利上げに前向きなものとなれば、利上げ期待の持ち直しがドル円の底堅さに寄与しよう』とまとめています。


詳しくは8/14付けの「主要通貨デイリー」をご覧になってみてください。


また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。


花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。
レポート発行人との見解とは異なる場合があります。
詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。


フィスコリサーチレポーター花田浩菜

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