■NY株式:ダウは260ドル安、英国のEU離脱による動揺続く
NYダウ ナスダック
終値 :17140.24 終値 :4594.44
前日比:-260.51 前日比:-113.54
始値 :17355.21 始値 :4664.43
高値 :17355.21 高値 :4665.04
安値 :17063.08 安値 :4574.25
27日の米国株式相場は下落。
ダウ平均は260.51ドル安の17140.24、ナスダックは113.54ポイント安の4594.44で取引を終了した。
英国の欧州連合(EU)離脱決定を受けた欧州経済の先行き不透明感を嫌気し、欧州株が全面安、米国株にも売りが広がった。
投資家心理の悪化から欧州で事業を展開する金融、自動車、航空関連銘柄などが大きく下落し、終日軟調推移となった。
ダウは一時330ドルを超す下落となった。
セクター別では、公益事業や電気通信サービスが上昇する一方で銀行や自動車・自動車部品が下落した。
欧州の金融各社が下落した影響でバンク・オブ・アメリカ(BAC)やシティグループ(C)など米金融各社も軟調推移。
半導体のインテル(INTC)はサイバー・セキュリティ事業の売却検討が報じられ、軟調推移。
半導体のクアルコム(QCOM)は中国スマートフォンメーカーのMeizuを特許侵害で提訴したものの、売られた。
一方で、先週にニューヨーク証券取引所に上場したクラウド通信企業のトゥイリオ(TWLO)は株式市場が大幅下落となるなか、3%上昇した。
本日から29日まで欧州中央銀行(ECB)フォーラムが開催予定だが、講演予定であったイエレンFRB議長、カーニー英中銀総裁が講演を見合わせたことが明らかとなった。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は102円00銭、英国のEU離脱を受けたリスクオフが継続 27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、101円48銭から102円13銭へ上昇し、102円00銭で引けた。
英国の欧州連合(EU)離脱が世界経済を抑制するとの懸念を受けたリスク回避の円買いが続いたほか、予想を下回った米国経済指標を受けた債券利回りの低下に伴うドル売りが優勢となった。
しかし、日本政府と日銀の緊急会合後、円高是正の単独介入への警戒感や追加緩和観測に円の高値は限定的となった。
ユーロ・ドルは、1.0971ドルまで下落後、1.1044ドルへ上昇し、1.1022ドルで引けた。
ユーロ・円は、111円42銭から112円58銭まで上昇した。
ポンド・ドルは、1.3249ドルから1.3121ドルへ下落。
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が英国の格付けを引き下げた(AAAからAAに格下げ)ことを嫌気したポンド売りが強まったほか、英国の政局不安、景気後退懸念を受けたポンド売りが継続した。
ドル・スイスは、0.9751フランから0.9819フランへ上昇。
当局のフラン高是正介入警戒感にフラン売りが優勢となった。
■NY原油:続落で46.33ドル、英EU離脱ショックの混乱が続く NY原油は続落(NYMEX原油8月限終値:46.33↓1.31)。
英国EU離脱を受けて、金融市場の混乱が継続している。
為替市場では、ポンド、ユーロに対してドルが上昇。
ドル建ての原油価格の割高感が強まったことが売り要因となった。
チャート上では、サポートラインと見られていた50日移動平均線をやや割り込んでおり、下に動く可能性がでてきた。
一方、先週末に米石油サービス会社が、米石油生産向けのリグ稼動数の減少を発表。
米国での供給過剰が徐々に解消に向かっていることが確認できたことで、やや下げ渋る動きも見られた。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 12.18ドル -0.82ドル(-6.31%) モルガン・スタンレー(MS) 23.61ドル -0.91ドル(-3.71%) ゴールドマン・サックス(GS)139.51ドル -2.35ドル(-1.66%) インテル(INTC) 30.72ドル -0.83ドル(-2.63%) アップル(AAPL) 92.04ドル -1.36ドル(-1.46%) アルファベット(GOOG) 681.14ドル -4.06ドル(-0.59%) フェイスブック(FB) 108.97ドル -3.11ドル(-2.77%) キャタピラー(CAT) 71.38ドル -1.65ドル(-2.26%) アルコア(AA) 9.10ドル -0.28ドル(-2.99%) ウォルマート(WMT) 71.50ドル -0.46ドル(-0.64%) スプリント(S) 4.19ドル +0.07ドル(+1.70%)
ダウ平均は260.51ドル安の17140.24、ナスダックは113.54ポイント安の4594.44で取引を終了した。
英国の欧州連合(EU)離脱決定を受けた欧州経済の先行き不透明感を嫌気し、欧州株が全面安、米国株にも売りが広がった。
投資家心理の悪化から欧州で事業を展開する金融、自動車、航空関連銘柄などが大きく下落し、終日軟調推移となった。
ダウは一時330ドルを超す下落となった。
セクター別では、公益事業や電気通信サービスが上昇する一方で銀行や自動車・自動車部品が下落した。
欧州の金融各社が下落した影響でバンク・オブ・アメリカ(BAC)やシティグループ(C)など米金融各社も軟調推移。
半導体のインテル(INTC)はサイバー・セキュリティ事業の売却検討が報じられ、軟調推移。
半導体のクアルコム(QCOM)は中国スマートフォンメーカーのMeizuを特許侵害で提訴したものの、売られた。
一方で、先週にニューヨーク証券取引所に上場したクラウド通信企業のトゥイリオ(TWLO)は株式市場が大幅下落となるなか、3%上昇した。
本日から29日まで欧州中央銀行(ECB)フォーラムが開催予定だが、講演予定であったイエレンFRB議長、カーニー英中銀総裁が講演を見合わせたことが明らかとなった。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は102円00銭、英国のEU離脱を受けたリスクオフが継続 27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、101円48銭から102円13銭へ上昇し、102円00銭で引けた。
英国の欧州連合(EU)離脱が世界経済を抑制するとの懸念を受けたリスク回避の円買いが続いたほか、予想を下回った米国経済指標を受けた債券利回りの低下に伴うドル売りが優勢となった。
しかし、日本政府と日銀の緊急会合後、円高是正の単独介入への警戒感や追加緩和観測に円の高値は限定的となった。
ユーロ・ドルは、1.0971ドルまで下落後、1.1044ドルへ上昇し、1.1022ドルで引けた。
ユーロ・円は、111円42銭から112円58銭まで上昇した。
ポンド・ドルは、1.3249ドルから1.3121ドルへ下落。
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が英国の格付けを引き下げた(AAAからAAに格下げ)ことを嫌気したポンド売りが強まったほか、英国の政局不安、景気後退懸念を受けたポンド売りが継続した。
ドル・スイスは、0.9751フランから0.9819フランへ上昇。
当局のフラン高是正介入警戒感にフラン売りが優勢となった。
■NY原油:続落で46.33ドル、英EU離脱ショックの混乱が続く NY原油は続落(NYMEX原油8月限終値:46.33↓1.31)。
英国EU離脱を受けて、金融市場の混乱が継続している。
為替市場では、ポンド、ユーロに対してドルが上昇。
ドル建ての原油価格の割高感が強まったことが売り要因となった。
チャート上では、サポートラインと見られていた50日移動平均線をやや割り込んでおり、下に動く可能性がでてきた。
一方、先週末に米石油サービス会社が、米石油生産向けのリグ稼動数の減少を発表。
米国での供給過剰が徐々に解消に向かっていることが確認できたことで、やや下げ渋る動きも見られた。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 12.18ドル -0.82ドル(-6.31%) モルガン・スタンレー(MS) 23.61ドル -0.91ドル(-3.71%) ゴールドマン・サックス(GS)139.51ドル -2.35ドル(-1.66%) インテル(INTC) 30.72ドル -0.83ドル(-2.63%) アップル(AAPL) 92.04ドル -1.36ドル(-1.46%) アルファベット(GOOG) 681.14ドル -4.06ドル(-0.59%) フェイスブック(FB) 108.97ドル -3.11ドル(-2.77%) キャタピラー(CAT) 71.38ドル -1.65ドル(-2.26%) アルコア(AA) 9.10ドル -0.28ドル(-2.99%) ウォルマート(WMT) 71.50ドル -0.46ドル(-0.64%) スプリント(S) 4.19ドル +0.07ドル(+1.70%)