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富士製薬工業---2Q営業利益26.3%増、女性医療 ・急性期医療を中心にシェア拡大図る

発行済 2016-06-27 08:55
更新済 2016-06-27 09:00
富士製薬工業---2Q営業利益26.3%増、女性医療 ・急性期医療を中心にシェア拡大図る
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富士製薬工業 (T:4554)は、女性医療、急性期医療に特化した医薬品会社。
産婦人科領域治療薬、体外診断薬、急性期疾患診断、治療薬(注射剤)、医薬品と健康にかかわる情報などを提供。
業務内容としては、研究開発本部において注射剤・女性医療を中心としたジェネリック医薬品、バイオ後続品、DDS注射剤、新剤型医薬品の開発。
富山工場 信頼性保証部 では、品質保証業務、製造販売後安全管理業務、製造販売後調査を行っており、国内・海外製造所の管理監督、品質情報対応、承認書管理、副作用、研究(海外措置)、感染症など報告の情報収集・評価・措置、使用成績調査など。
富山工場 製造部では、注射剤及び内服固形製剤(錠剤)の生産設備を備え、注射剤についてはプレフィルドシリンジのほかに、アンプル製剤やバイアル製剤など。
内服固形製剤については素錠、糖衣錠、フィルムコーティング錠を生産している。
富山工場 品質管理部では、原材料から製品に至るまでの各種試験。
事業開発部では研究開発本部や営業本部等の他部署と連携し、国内外の企業と提携を行う。
足元の業績は、2016年9月期第2四半期(15年10月-16年3月)業績は、売上高が前年同期比8.9%増の168.36億円、営業利益が同26.3%増の18.19億円。
16年9月期通期については、売上高が前期比8.8%増の344.70億円、営業利益が同7.0%増の34.80億円を見込んでいる。
重点領域 である産婦人科領域において、新薬の月経困難症治療剤「ルナベル配合錠ULD」の販売に注力するとともに、不妊症治療剤等の主力製品のシェア拡大を図っている。
また、放射線科領域において、従来から販売しているジェネリック造影剤の「オイパロミン注」、「イオパーク注」、新薬であるX線造影剤「オプチレイ注」が増収に寄与。
2015年10月にゲルベ・ジャパンから販売移管を受けた欧州でもっとも使用されているMRI造影剤「マグネスコープ静注」などの販売にも注力している。

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