28日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。
日米金融政策の違いによる金利差拡大が意識され、ドル買い・円売りに振れやすい。
また、今晩発表の米経済指標が強い内容なら引き締め加速への思惑で、ドル買いが再開しそうだ。
前日の取引で米10年債利回りの上昇を背景に、ドル・円は128円半ばに浮上。
一方、ウクライナ情勢の混迷でユーロ圏へのエネルギー供給が不安視され、ユーロ・ドルは1.06ドルを割り込み5年ぶりの安値圏に値を下げた。
本日アジア市場で日銀は金融政策決定会合で現行の緩和政策が維持され、円売り優勢の展開に。
ドル・円は130円台前半に強含んだほか、ユーロ・円はユーロ売りに押されながらも136円台に値を戻している。
この後の海外市場は日米の金融政策がテーマとなろう。
日銀は展望レポートで2022年度の消費者物価指数の見通しを大幅に引き上げたものの、緩和的な政策を堅持する方針で円売りは継続。
一方、今晩発表の米国内総生産(速報値)は前回から伸びが鈍化するものの、予想を上回れば回復持続が好感される。
また、新規失業保険申請件数は前回から改善が想定され、連邦公開市場委員会(FOMC)での引き締め観測からドル買い再開の可能性もある。
【今日の欧米市場の予定】
・17:00 欧州中央銀行(ECB)経済報告
・18:00 ユーロ圏・4月景況感指数(予想:108.0、3月:108.5)
・21:00 独・4月消費者物価指数速報値(前年比予想:+7.2%、3月:+7.3%)
・21:30 米・1-3月期GDP速報値(前期比年率予想:+1.1%、10-12月期:+6.9%)
・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:18.0万件、前回:18.4万件)
・02:00 米財務省・7年債入札
日米金融政策の違いによる金利差拡大が意識され、ドル買い・円売りに振れやすい。
また、今晩発表の米経済指標が強い内容なら引き締め加速への思惑で、ドル買いが再開しそうだ。
前日の取引で米10年債利回りの上昇を背景に、ドル・円は128円半ばに浮上。
一方、ウクライナ情勢の混迷でユーロ圏へのエネルギー供給が不安視され、ユーロ・ドルは1.06ドルを割り込み5年ぶりの安値圏に値を下げた。
本日アジア市場で日銀は金融政策決定会合で現行の緩和政策が維持され、円売り優勢の展開に。
ドル・円は130円台前半に強含んだほか、ユーロ・円はユーロ売りに押されながらも136円台に値を戻している。
この後の海外市場は日米の金融政策がテーマとなろう。
日銀は展望レポートで2022年度の消費者物価指数の見通しを大幅に引き上げたものの、緩和的な政策を堅持する方針で円売りは継続。
一方、今晩発表の米国内総生産(速報値)は前回から伸びが鈍化するものの、予想を上回れば回復持続が好感される。
また、新規失業保険申請件数は前回から改善が想定され、連邦公開市場委員会(FOMC)での引き締め観測からドル買い再開の可能性もある。
【今日の欧米市場の予定】
・17:00 欧州中央銀行(ECB)経済報告
・18:00 ユーロ圏・4月景況感指数(予想:108.0、3月:108.5)
・21:00 独・4月消費者物価指数速報値(前年比予想:+7.2%、3月:+7.3%)
・21:30 米・1-3月期GDP速報値(前期比年率予想:+1.1%、10-12月期:+6.9%)
・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:18.0万件、前回:18.4万件)
・02:00 米財務省・7年債入札