月曜日、シティはResMed (RMD:AU)(NYSE:RMD)のスタンスを修正し、株価をBuyからNeutralに格下げし、目標株価を前回のAUD36.00からAUD30.00に調整した。今回の修正は、SURMOUNT試験から得られた知見に基づくもので、同試験では、ティルゼパチドが患者のかなりの部分で閉塞性睡眠時無呼吸症候群（OSA）の寛解につながる可能性が示された。同試験によると、投与患者の40〜50％がOSA症状の軽減を経験し、約20％がOSAを認めず、約25％が軽度の無症候性OSAの状態に達した。
この結果は、GLP-1治療が肥満のOSA患者の約70％にとって有効な選択肢となる可能性を示唆している。シティは、GLP-1の用量漸増期間が約20週間であることから、当初は持続気道陽圧（CPAP）療法がGLP-1と併用されると予想している。この予測には、今後数年間でCPAP装置市場が徐々に縮小し、フィリップスが約20％の市場シェアを回復するとの予想も含まれており、そのうち10％はレスメッドの犠牲となる可能性があります。
シティはまた、レスメッドの2024～2026年度の1株当たり利益（EPS）予想を調整し、0～2％の減少、それ以外の年度では6～7％の大幅な減少としています。DCFベースの目標株価は30ドルに引き下げられた。新たな目標株価は、2026年度の将来の株価収益率（PE）を約24倍とするもので、パンデミック前の平均PEレシオ約24倍から約15％のディスカウントとなる。この予想の再調整は、OSAの新しい治療法の出現による潜在的な市場シフトを反映している。
その他の最近のニュースでは、レスメッドは第3四半期の決算が好調で、恒常為替レートベースで7%増の12億ドルのグループ売上高を計上した。この成長を牽引したのは、機器の売上高が5%増加したことと、マスクとアクセサリーの売上高が10%増加したことである。純利益と非GAAPベースの希薄化後1株当たり利益も27％増となった。
同社の決算説明会では、睡眠・呼吸健康市場の拡大とデジタルヘルス技術への投資に戦略的に重点を置いていることが強調された。レスメドは、AirSense 11とAirCurve 11プラットフォームで非侵襲的換気市場に注力し、消費者向け技術と大手製薬会社のトレンドを活用する計画だ。
中東紛争による逆風が第4四半期の売上総利益率に影響を与える可能性はあるものの、レスメドは前向きな見通しを維持している。同社は1株当たり0.48ドルの四半期配当を宣言し、自社株買いプログラムの継続を確認した。
インベスティングプロの洞察
シティによるレスメッドの最近の格下げを考慮すると、InvestingProのリアルタイムデータを通じて同社の財務の健全性と市場パフォーマンスを検討することは有益です。時価総額302.3億ドル、PER32.17のResMedは市場で割高に評価されており、これは同社の高い収益倍率に対するシティの見解と一致しています。2024年第3四半期時点の過去12ヵ月間の調整後PERは30.46とやや低いが、それでも堅調なバリュエーションを示している。さらに、過去12ヶ月間の売上成長率は14.16%で、トップラインの力強い拡大を示唆しており、新しいOSA治療がResMedの市場シェアに与える影響に対する懸念を和らげる可能性がある。
潜在的な投資家に対するInvestingProの2つの特筆すべきヒントには、同社が13年連続で増配を続けている実績があり、インカム重視の投資家にアピールする可能性があります。さらに、レスメドの流動資産は短期債務を上回っており、市場の不確実性を乗り切るための強固な財務体質を示しています。インベスティング・プロは、レスメッドの投資可能性をさらに深く掘り下げたいとお考えの投資家のために、6人のアナリストが来期の業績を上方修正したことなど、同社の将来の業績に対する自信を示す可能性のある追加的な洞察を提供しています。これらの洞察やその他の情報にアクセスするには、https://www.investing.com/pro/RMD。クーポンコードPRONEWS24をご利用いただくと、年間または隔年のProおよびPro+購読がさらに10%割引になります。InvestingProのヒントを12個追加することで、投資家はレスメドの投資プロフィールを包括的に理解することができます。
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