木曜日、H.C.ウェインライトはマインドメド(NASDAQ:MNMD)の株価見通しを修正し、目標株価を前回の35ドルから55ドルに引き上げ、同時に「買い」のレーティングを再確認した。この修正は、マインドメドが主要な新薬候補であるMM120の開発計画拡大を発表したことを受けたものである。
MM120は、サイケデリック化合物であるリゼルギドd-酒石酸塩（LSD）を製薬学的に最適化したもので、現在進行中の全般性不安障害（GAD）向けプログラムに加え、大うつ病性障害（MDD）向けにも開発が進められている。
H.C.ウェインライトのアナリストは、MDD治療への拡大がマインドメッドの株主にとって大きなプラスになるとしている。目標株価引き上げの決定は、MDD治療におけるMM120の可能性を同社の財務モデルに組み込んだことに影響された。
アナリスト・ノートでは、マインドメッドがGAD患者を対象としたMM120の経口崩壊錠（ODT）製剤の第3相試験を開始する予定であることを強調している。これらの臨床試験は2024年下半期と2025年上半期に開始され、2026年に結果が出ると予想されている。
GADプログラムに加え、MindMed社はMM120のMDD患者を対象としたEMERGEと名付けられた登録第3相試験を2025年前半に開始する予定である。同社は、この試験のトップラインデータが2026年後半に入手可能になると予想している。アナリストの「買い」再指定は、同社の戦略的方向性と主薬候補の可能性に対する自信を反映したものである。
MM120候補でGADとMDDの両方に対処するためにパイプラインを拡大するマインドメッドの積極的なアプローチは、H.C.ウェインライトによって肯定的に認識されている戦略的な動きです。目標株価の更新は、リード化合物の治療用途の拡大によるマインドメッドの業績見通しの強化を示唆している。
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