[東京 15日 ロイター] - 三菱自動車 (T:7211)は15日、国内にある全完成車工場での一時生産休止を継続すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大による部品調達の遅れと自動車需要の減退に対応する。国内の全完成車工場は4月も生産を一時休止していた。
いずれも今月12日から、水島製作所(岡山県倉敷市)にある軽自動車の組み立てラインは20日まで、登録車の組み立てラインは21日まで停止。岡崎製作所(愛知県岡崎市)は22日まで、子会社のパジェロ製造(岐阜県坂祝町)は25日まで同様の措置を取る。
水島製作所ではスポーツ多目的車(SUV)「RVR」や軽自動車の「eKスペース」と日産自動車 (T:7201)の「ルークス」などを生産。岡崎製作所、パジェロ製造ではSUVなどを生産している。