[ワシントン 18日 ロイター] - ハセット米大統領顧問は18日、必要であればトランプ政権は追加の新型コロナウイルス対策を講じる用意があるが、民主党が主張するような内容にはならないと明言した。
CNBCとのインタビューで、新型コロナが州や地方政府に打撃を及ぼしていることは政権も理解しているとした上で、トランプ大統領はこれまで、新型コロナに関する追加支援にオープンな姿勢を示していると述べた。
下院は15日、民主党による3兆ドル規模の新型コロナウイルス対策案を賛成208、反対199の僅差で可決した。5000億ドルの州政府向け支援や家計への追加現金給付、医療従事者などに対する支払いなどを盛り込んだ。
米中の「第1段階」通商合意は現時点で依然として順守されているもようと指摘。米連邦準備理事会(FRB)の対応については、これまで積極性が見受けられ、景気がすでに底打ちしたとの確信が得られれば、おそらくFRBが金利面で大幅な対応を迫られることはないとの考えを示した。