[チューリヒ 17日 ロイター] - ドイツ銀行 (DE:DBKGn)の幹部は新型コロナウイルスがもたらしたリセッション(景気後退)により欧州の銀行の間でM&A(合併・買収)が加速する可能性があるとの見方を示した。
ドイツ銀の国際プライベートバンキング事業を率いるクラウディオ・デサンクティス氏はスイス経済紙フィナンツ・ウント・ウィルトシャフトに「われわれは定期的に買収の可能性を模索している」と述べた。その上で「まずは社内を整理し、新たな国際プライベートバンキング事業を軌道に乗せる必要がある」と語った。
同氏は「欧州銀行部門の再編は間違いなく続く。リセッションで加速する可能性がある」と指摘した。