[チューリヒ 23日 ロイター] - 独総合電機大手シーメンス (DE:SIEGn)と米顧客管理ソフト大手セールスフォース・ドットコム (N:CRM)は23日、企業が新型コロナウイルスの感染拡大を抑制しながら従業員を復職させることを支援する製品で連携すると発表した。
セールスフォースのプラットフォームとシーメンスのスマートインストラクチャー部門傘下企業の製品を連携する。従業員が復職した際に建物への入館やエレベーターの利用を管理する「許可証」を携帯電話に送ることが可能となるほか、オフィスにいる社員が上限に達した場合には警告を発する。
新型コロナの感染拡大を抑制するために緊急対応が必要な場合には、社員の接触追跡などもできる。データはシーメンスのセンサーにより1秒毎に複数回収集され、アプリを介して従業員や管理者に提供されるという。