[ワシントン 27日 ロイター] - 米ノートルダム大学(インディアナ州サウスベンド)は27日、新型コロナウイルスの感染拡大を巡る懸念を理由に、9月29日に行われる米大統領選第1回候補討論会の主催を辞退すると表明した。
米大統領候補討論会委員会によると、第1回討論会はオハイオ州クリーブランドにあるケース・ウェスタン・リザーブ大学とクリーブランド・クリニックの共催となる。
ノートルダム大学のジェンキンス学長は声明の中で、討論会開催には公衆衛生上の注意が必要であり、「キャンパスで討論会を主催する教育的価値が著しく損なわれる」と述べた。
新型コロナの影響で討論会の開催地が変更となるのは2度目。ミシガン大学は6月、10月15日に行われる第2回候補討論会の主催を辞退。同討論会は開催地がフロリダ州マイアミに変更となった。
第3回は10月22日、テネシー州ナッシュビルで開催される。