[モスクワ 28日 ロイター] - ロシア国立ウイルス学・生物工学研究センターが新型コロナウイルスの2番目のワクチン候補の臨床試験を開始し、27日に最初の協力被験者5人に接種した。ロシア通信(RIA)が28日伝えた。
RIAによると、被験者の健康状態に問題はない。次回は30日に第2弾の接種が行われるという。
政府の臨床試験登録データからは、同センターが当初エボラ出血熱用に開発されたプラットフォームを利用したペプチド・ワクチンを試していることが分かる。今後、試験対象を18歳から60歳までの最大100人まで拡大する予定だ。
世界保健機関(WHO)のデータによると、同センターは現在、6種類の新型コロナワクチン候補の開発を進めている。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200728T221645+0000