[ベンガルール 13日 ロイター] - インドの製薬会社ザイダス・カディラ (NS:CADI)は13日、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の治療で一定の効果が認められている米ギリアド・サイエンシズ (O:GILD)の抗ウイルス薬「レムデシビル」の最も安価な後発医薬品(ジェネリック)を発表した。
当局への提出資料によると、ザイダスはこのジェネリックを「Remdac」のブランドで政府や民間医療機関に販売する。価格は100ミリグラム瓶当たり2800ルピー(37.44ドル)。
インド国内では、ヘテロ・ラブズ、シプラ (NS:CIPL)、マイラン (O:MYL)、ジュビラント・ライフ・サイエンシズ (NS:JULS)の4社が既に、レムデシビルのジェネリックを製造している。
ギリアドはまた、レムデシビルをインドを含む127カ国で供給するため、ドクター・レディーズ (NS:REDY)およびシンジーン・インターナショナル (NS:SYNN)とライセンス契約を結んだ。