💎 すべての市場で隠れている割安株をお示しします始めましょう

9月のユーロ圏総合PMI改定値低下、コロナ規制がサービス抑制

発行済 2020-10-05 17:58
更新済 2020-10-05 23:18
© Reuters. ユーロ圏9月総合PMI改定値50.4に低下、コロナ規制がサービス抑制

[ロンドン 5日 ロイター] - IHSマークイットが発表した9月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は50.4となり、8月の51.9から低下した。

新型コロナウイルス感染再拡大で経済活動の一部が再び抑制されたことを受けサービス部門PMIは48.0となり、8月の50.5から低下した。速報値の47.6は上回った。

50が景気拡大・縮小の分かれ目となる。

IHSマークイットの首席ビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「9月のユーロ圏経済は失速状態となり、第4・四半期に改めて下振れとなる可能性が明確に高まった。今後は感染第2波が制御できるか、ソーシャルディスタンス規制が緩和されてサービスセクターの活動が再び上向くかにかかっている」と述べた。

サービスセクターでは需要が低下、雇用も7カ月連続で縮小した。新規事業指数は49.8から48.1に低下した。

将来の生産を示す総合指数は57.8から60.5に上昇した。

9月の統計では、ユーロ加盟国間の格差が広がっていることも判明。

ドイツのサービス部門PMI改定値は50.6と、前月の52.5から低下したものの、サービス部門と製造業を合わせた総合PMI改定値は54.7で、前月の54.4から上昇。速報値の53.7からも上方改定された。

一方、フランスの総合PMI改定値は48.5と前月の51.6から低下し、3カ月ぶりに節目の50を下回った。サービス部門PMI改定値は47.5に低下し50を割り込んだ。

© Reuters. 9月のユーロ圏総合PMI改定値低下、コロナ規制がサービス抑制

イタリアのサービス部門PMIは48.8と、前月の47.1から上昇したが、2カ月連続で50を下回った。

キャピタル・エコノミクスのジェシカ・ハインズ氏は「サービス部門は感染拡大抑制策の強化で影響を受けている」とし、「ユーロ圏ではフランスやスペインなどで抑制策が強化された。感染の再拡大で消費者は一段と慎重になっている」と述べた。

*内容を追加しました。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます