[フランクフルト 8日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は8日、新型コロナウイルス感染拡大の影響でユーロ圏のインフレ期待が低下し、経済回復の勢いが弱まるなか、一段の措置を講じる必要があるとの認識を示した。スペインの日刊経済紙「エル・エコノミスタ」とのインタビューで述べた。
副総裁はECBの国債買い入れに関する質問に対し「パンデミック(世界的な大流行)や複数の特定要因の影響により、インフレ期待は極めて抑制されている。我々は持てる政策手段を使って行動する必要がある」と答えた。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20201008T101607+0000