[ロンドン/ジュネーブ 13日 ロイター] - 新型コロナウイルスワクチンの平等な分配を目指す「COVAXファシリティー」は、貧困国にワクチンを供給するために20億ドルを超える資金を調達し、中間目標を達成した。
世界保健機関(WHO)とともに同枠組みを立ち上げた官民組織「GAVIアライアンス」によると、欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会のほか、フランス、スペイン、韓国などの国に加え、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団などがこのほど合計3億6000万ドルを提供。年内に20億ドルを調達する目標が達成された。
これにより、COVAXファシリティーを通して92カ国に対し合計10億回分のワクチンが供給できる。
来年はワクチン提供に50億ドルの資金が新たに必要になる。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20201113T225456+0000