[パリ 25日 ロイター] - 仏保険大手アクサは25日、2020年の純利益が18%減少したと発表した。住宅保険および災害保険部門の新型コロナウイルス感染症関連の保険金請求が打撃となった。
事業活動停止やイベントのキャンセルに伴う険金請求は15億ユーロ(18億3000万ドル)で、見通しと同じだった。
20年後半のロックダウン(都市封鎖)の影響は総じて中立だったとしている。
20年の純利益は31億6000万ユーロ。前年は38億6000万ユーロだった。
基礎利益は34%減、収入は7%減。
リフィニティブのIBESエスティメーツによると、アナリスト予想は純利益が44億ユーロ、収入は972億3000万ユーロだった。
今年は1株当たり1.43ユーロの配当を実施する予定。昨年は感染症危機下で財務基盤強化が求められ、0.73ユーロにとどまっていた。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20210225T073943+0000