💎 すべての市場で隠れている割安株をお示しします始めましょう

インド医療従事者、国産コロナワクチン接種に躊躇 臨床試験未了で

発行済 2021-02-25 19:34
更新済 2021-02-25 19:36
© Reuters. インド医療従事者、国産コロナワクチン接種に躊躇 臨床試験未了で

[ニューデリー 25日 ロイター] - インドの医療従事者らが、国産の新型コロナウイルスワクチン接種を受けることに二の足を踏んでいることが、政府のデータで明らかになった。国産ワクチンは有効性を検証する最終段階の治験データなしに承認されたため信頼性に欠けるとして、8月までに3億人への接種を目指す政府の目標達成が危ぶまれている。

インドは1月16日からワクチン接種を開始。これまでに医療関係者ら1050万人超が接種を受けた。

このうち、インドの製薬会社バーラト・バイオテック製の国産ワクチン「コバクシン」の接種を受けたのはわずか11%の120万人。残りの940万人が受けたのは、英オックスフォード大と英製薬大手アストラゼネカが共同で開発したワクチンを国内でライセンス生産したものだ。

© Reuters. インド医療従事者、国産コロナワクチン接種に躊躇 臨床試験未了で

インド連邦政府はこれまでに、「コバクシン」1000万回分とアストラゼネカ開発のワクチン2100万回分を注文した。政府はこれまでに少なくとも550万回分の「コバクシン」を受領したことを明らかにしている。

マハーラーシュトラ州当局に助言を行っている医師は、「コバクシン」はまだ開発段階にあり、第3相臨床試験を終えていない点を問題視。「これらの事実が人々に疑問を抱かせ、接種率の低さに反映されている。入手が容易かどうかは問題ではない」と述べた。

一方、保健当局者は「コバクシン」の接種率が低いことについて、バーラト・バイオテックの生産設備が、アストラゼネカ開発のワクチン生産を請け負うセラム・インスティチュート・オブ・インディアに比べ小規模であるためとしている。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます