[エルサレム 26日 ロイター] - イスラエルのエーデルシュタイン保健相は26日、少なくとも1回の新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた人が人口の50%に達し、2回の接種完了も35%となったことを明らかにした。
イスラエルは昨年12月9日にワクチン接種を開始。併合された東エルサレムに住むパレスチナ人は対象だが、ヨルダン川西岸やガザ地区のパレスチナ人は含まれていない。
ネタニヤフ首相は、16才以上の全国民へのワクチン接種を3月末までに終了させ、4月から通常の生活を再開させたいと考えている。3月23日には総選挙が実施される。
ただ保健省は、ファイザー/ビオンテックのワクチン生産の鈍化を懸念し、接種完了の市民を対象に再開した一部のレジャー施設の利用を制限している。