[ロンドン 1日 ロイター] - 米ツイッターは1日、新型コロナウイルスを巡る正確な情報を求める声が一段と増えている状況を踏まえ、関連情報発信のガイダンスを強化する方針を表明した。新型コロナについて誤解を招く内容を含む投稿には警告ラベルを表示し、違反を繰り返す利用者には恒久的に利用を禁止する仕組みを設ける。
ツイッターは、新型コロナの世界的なパンデミックが宣言される前から適切な情報発信の取り組みを開始。明らかに事実に反したり、誤解を与えたりする投稿の削除を行っている。ガイダンス導入以降これまでに削除した投稿は8400件余りに上る。
同社の英公共政策責任者ケイティ・ミンシャル氏は、人々に信頼できる医療情報を届ける上でツイッターが果たす役割の大きさを認識していると強調。引き続き英国を含む世界中の保健当局と協力し、同社のサービスを通じて新型コロナ関連を含めて正確で信頼に足る医療情報が手に入る態勢を確保していきたいとロイターに説明した。