[ソウル 8日 ロイター] - 韓国当局は8日、新型コロナウイルスワクチンと複数の死亡例に関連性は見つからなかったとする調査結果を発表した。
保健当局は、基礎疾患のある8人がワクチン接種後に死亡した件を調査してきたが、接種が死亡の原因となった証拠は見つからなかったという。
疾病予防管理庁(KDCA)の鄭銀敬庁長は記者会見で「接種後の副反応と死亡例を結びつけることは困難との暫定的結論に至った」と述べた。
韓国では高齢者施設の入居者と職員、その他のハイリスクの人々に対する接種が2月末に始まり、7日時点で31万6865人が1回目の接種を受けた。