[ブリュッセル 25日 ロイター] - 欧州連合(EU)の執行機関、欧州委員会のフォンデアライエン委員長は25日、新型コロナウイルスワクチン接種を完了したことを示す電子証明書について、6月1日にはEU域内レベルでのインフラが整う見通しと明らかにした。
EU加盟国は6月半ばをめどに、欧州委の設定したシステムに接続できるようになるという。
フォンデアライエン委員長はまた、建造物や道路交通セクターを二酸化炭素(CO2)排出権取引制度の対象にすることを提案する計画とした。欧州委が7月に公表する広範な気候変動対策に盛り込まれる見通し。