[パリ 9日 ロイター] - フランス中銀の調査によると、同国経済は7月時点で、新型コロナウイルス危機前を1.0─1.5%下回っている。フランスはロックダウン(都市封鎖)からは脱却したものの、新型コロナウイルス対策で新たな課題に直面している。
中銀は、経済の担い手であるサービス業の活動が今月安定すると予想するものの、バーやレストランを利用する際に、ワクチン接種を終了したことなどを証明する「ヘルスパス」の提示を義務付けられたことが食品サービス業に影響を与える可能性があると指摘した。
第2・四半期の国内総生産(GDP)は前期比0.9%増加した。今年の成長率目標は6%。