[11日 ロイター] - 欧州医薬品庁(EMA)は11日、米リジェネロンとスイスのロシュが開発した「ロナプリーブ」、および韓国セルトリオンの「レグキロナ」の、抗体カクテル療法2種の承認を推奨する方針を示した。
「ロナプリーブ」は、人工呼吸器を使用しておらず重篤な疾患のリスクが高い成人および若年層を対象とする。「レグキロナ」の対象は同様の症状を持つ成人のみとする。
この2種は現在、正式な承認申請の評価が行われている途中だが、EMAが加盟国の早期使用を支援しているため、欧州連合(EU)内ではすでに一部の患者に対し使用可能となっている。