[ベンガルール 14日 ロイター] - インド保健省は14日、12─14歳の子どもに対する新型コロナウイルスワクチン接種を16日から始めると明らかにした。国内の感染者数は顕著に減少しており、学校は通常の規制下で再開している。
政府はまた、追加接種(ブースター接種)について60歳以上の基礎疾患を持つ人という条件をなくした。
インドはこれまで15歳以上にワクチンを接種しており、政府統計では15─17歳の子ども9000万人超が接種を済ませた。使用されているのは主にインドの製薬会社バーラト・バイオテック製の国産ワクチン「コバクシン」。
インドでは、オミクロン株主導の感染第3波が後退しつつあり、14日に確認された感染者は2503人と1月末の30万人超を大きく下回っている。
保健省は12─14歳の接種について、2月に12─18歳に対して緊急承認されたバイオロジカルEの「Corbevax」を使用すると説明した。