[北京 29日 ロイター] - 中国国家疾病予防管理局高官の程有全氏は29日、国民が不満を抱いているのは過剰な新型コロナウイルス規制や画一的な適用で、抑制策そのものではないとの認識を示した。定例会見で述べた。
中国では週末、厳しいコロナ対策への抗議活動が広がった。
程氏は「国民が問題視しているのは、疾病予防や抑制そのものではない。予防・抑制策の簡素化を求めている」と語った。
国民が感じている困難さの解消に向けて迅速に行動するともした。
一方、抗議活動を受けて「ゼロコロナ」政策を見直すのかとの質問に対して、国家衛生健康委員会の報道官は、社会や経済への影響軽減に向け、政策を微調整する努力を続けると応じた。