Yoshifumi Takemoto
[東京 15日 ロイター] - 日本政府観光局(JNTO)が15日発表した10月の訪日外国人客数は251万6500人(推計)となった。新型コロナウイルス感染症拡大後、初めて流行前の19年同月の実績を超えた。
19年と比べ韓国や米国からの訪日客数が伸び、23の国・地域中14市場で10月として過去最高となった。
国・地域別の訪日客数で最も多かったのは韓国で、19年比で約3.2倍の63万1100人となった。続いて台湾が同2.7%増の42万4800人、中国は同64.9%減と2桁減ながらも25万6300人、米国が同38.2%増の21万1900人、香港同0.7%減の17万9300人など。
伸び率が大きかったのは、韓国の他、メキシコの19年比69.3%増、 カナダの37.3%増など。一方、ロシアは同60.3%減、英国は同45.3%減だった。