月曜日の仮想通貨アジア市場は、過去数週間の間に起きた下落と比較して僅かな上昇で取引されている。しかし、多くの仮想通貨が直近で大きく下落しており、残念ながらその上昇は限られたものとなっている。
ビットコインは午前11時38分時点で2.06%高の6304.30ドル。 イーサリアムは5.02%増の200.63ドル。
XRP / USDは、Poloniex取引所の直近24時間で1.72%増の0.27737ドルをつけ ライトコインは5.51%増の55.679ドル。
ビットコインは最も人気のある仮想通貨だが、先週の価格から約15%下落している。仮想通貨全体でも過去2〜3週間で複数の大きな下落を記録した事により市場価格は大幅に下がっている。
さらに日曜日には米国証券取引委員会(SEC)が、2つの仮想通貨関連の金融商品の米国での取り扱いを停止したという悪いニュースが続いた。
SECはBitcoin Tracker OneとEther Tracker Oneの2つのETN金融商品が市場の混乱を起こしていると述べている。Bitcoin Tracker OneとEther Tracker Oneは、少なくとも9月20日まで取引を停止する。なおこれらの商品はどちらもナスダックに上場している。
中国では仮想通貨取引を禁止するための措置を講じているが、中国の投資家の中には規制を回避する方法があるとの報告がある。
内容としては中国の投資家に人気のある仮想通貨は、サーバを国外に移しているため中国の規制当局がアクセスをブロックするのが難しくなったという。
日曜日、イーサリアムの共同設立者であるヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏は、香港のブルームバーグに、「ブロックチェーンのスペースは天井が見えるほどになっており、このスペースにおいて何千倍もの成長が見込まれる機会はもう無い」と話した。