リサーチとコンサルタント事業を手がけるグレースパーク・パートナーズは、「仮想通貨の成長をチャートする」と題した報告書の中で、仮想通貨やICOに対する金融庁の取り組みを「支持者(advocate)」に格付けした。世界で日本の仮想通貨に対する姿勢が未だに評価されているようだ。
グレースパーク・パートナーズは、日本について「厳格なルールに従うことができる仮想通貨取引所にとってホットスポット」になりつつあると指摘。「投資家と成長を守るべく規制を強化する一方、制裁を加えた」とみている。金融庁の取り組みに関して「仮想通貨に対する友好性」という点では満点の「容認(embracing)」、「ICOに対する友好性」に関しては4段階で3番目に高い「慎重だが好意的(cautiously in favor)」と評価し、総合的に一番評価の高い「支持者(advocate)」と認定した。