巨額ビットコインを持つ「クジラ」換金説の信ぴょう性は?仮想通貨専門家が解説

発行済 2018-09-14 09:20
更新済 2018-09-14 09:42
巨額ビットコインを持つ「クジラ」換金説の信ぴょう性は?仮想通貨専門家が解説

先週2日間でビットコイン(BTC)が15%ほど急落した背景には、単独で相場に影響を及ぼすほど巨額資産を持つ「クジラ」がビットコインを現金化しようとしているという憶測がネット上の仮想通貨コミュニティーで浮上したことがあるかもしれない。ブルームバーグが13日に報じた市場ではゴールドマンサックスのトレーディングデスク開設中止報道(後にゴールドマンサックスCFOは否定)や仮想通貨両替サービスのシェイプシフトの方針転換が急落の背景にあるのではないかという見方が出ていた。

SNSのレディットでは、2011年に作成され、かつて11万1114ビットコインを持っていた「クジラ」のウォレット(アドレス: 1933phfhK3ZgFQNLGSDXvqCn32k2buXY8a)が、換金に動き出しているのではないかという推測が出ていた。ブルームバーグが、仮想通貨追跡ツールを提供するチェイナリシスに確認したところ、8月23日から30日の間にそのクジラのウォレットから5万500ビットコインが50回の取引を通じて動いた形跡があったが、現金化したかは分からないという。

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