当時世界最大の仮想通貨取引所Mt.Gox(マウントゴックス)が破綻してから4年以上が経過した今年の6月、ビットコインの返済を求める債権者に大きなニュースが飛び込んできた。
これまでMt.Goxは破産手続きをしていたが、6月22日東京地裁が民事再生手続の開始を決定。Mt.Gox債権者に返済をするために、ビットコインを現金化するのではなく、そのまま支払える可能性が生まれた。2018年の下落相場の一因には、Mt.Goxの破産管財人である小林信明氏が約4万ビットコインを売却したことがあるという見方が出ていた。