LINE株式会社は27日、独自のブロックチェーン技術を活用した「LINE Token Economy」で利用できる分散型アプリ(dApps)を5つ発表した。ブロックチェーンという技術は使っているものの普及率が低いことが課題である分散型アプリの現状をLINEが変えられるか注目だ。
27日の記者会見でLINEが強調したのは、アプリ利用者による貢献度を評価すること。利用者もサービス提供者と同じくコンテンツ作りに貢献していると位置付けることで、双方の「共創関係」構築を目指す。その際のインセンティブ付与のため、日本のユーザー向けには「LINK Point」、海外向けには「LINK」トークンが使われる。発行額は合わせて10億リンク。そのうちの80%が分散型アプリ用に配布されるという。