米国やイスラエルの研究者らが18日にまとめたリポートによれば、仮想通貨マーケットでは風説の流布(Pump&dump)が横行しているという。メッセージアプリの「テレグラム」やチャットサービスの「Discord」といったプラットフォームを通じて、300以上の仮想通貨で風説の流布が行われていたとしている。
研究者たちは2018年1月中旬から7月初旬までの約半年間を対象に、テレグラムやDiscordのデータを抽出。テレグラムでは3767件、Discordでは1051件の風説の流布と見られるやり取りが見つかった。こういったやり取りの後に価格が上昇した通貨は300以上に上った。