仮想通貨イーサリアムクラシック(ETC)が51%攻撃を受けた問題で、中国のセキュリティ企業SlowMist(スローミスト)は16日、すべてのETCが取引所に返金されたと発表した。市場の心理に悪影響を与えた今回の51%攻撃だが、セキュリティーリスクを知らせるホワイトハッカーによる攻撃だったという見方が裏付けられることになった。
スローミストによると、イーサリアムクラシックへの51%攻撃で被害を受けたロシアの取引所Yobit.Netに戻った12万2735ETC(約5700万円)と中国のGate.ioに戻った10万ドル分のETC(約2万3000ETC)を含め、攻撃者が奪った全てのETCが取引所に戻ったと発表した。