仮想通貨はまだら模様、スイスの大統領は規制を促す

金曜日、ビットコイン と他の主要な仮想通貨は引き続き上昇を続けている。

ビットコインは引き続き4,000ドルを意識している様子で0.18%上昇し4,037.6ドル

イーサリアムは2.12%上昇し139.03、ライトコインは3.23%上昇し60.772ドルとなっている。XRPは0.81%下落し0.30645ドル。

仮想通貨市場全体の時価総額は1430億ドル前後で推移。

仮想通貨の周辺はデジタル資産を開発する事が出来る対象の規制の話題で慌ただしくなってきており、今回はヨーロッパに焦点が当てられている。

スイスの大統領ウエリ・マウラーはブロックチェーンの分野に対し「迅速かつ明確」な規制を求めており、規制の枠組みにこの新たな技術を落とし込むための分かりやすく、しかし決定的な方法を求めている。財務大臣も兼ねているウエリ大統領は、規制の内容に関して「常に2歩先を行くための方法を模索している」と述べ、彼は新しい技術に対応するために国の法律を修正することも考えている。

ヨーロッパ各国の金融規制当局は、仮想通貨またはブロックチェーンの会社を規制することを提案している。

スペインもスイス同様に証券取引委員会が、いかなる企業もICOを運営する事を承認していないと強調したことで注目を集めた。

スペイン証券取引委員会（CNMV）は声明の中で、投資家に送られるいかなる文書についても、「CNMV又はその他の行政当局によるいかなる種類の見直しの対象になっていない」と明言した。

ただし、一方ではトークン発行が500万ユーロ未満かつ、トークンが有価証券であると見なされる場合、150人未満の個人投資家を対象とする場合、においては規制当局の承認は必要ないとの見解も示している。