ネットイヤーグループ (T:3622)は2日、2019年3月期第1四半期(19年4-6月)連結決算を発表した。
売上高が前年同期比14.7%減の9.99億円、営業損失が2.22億円(前年同期は1.74億円の損失)、経常損失が2.22億円(同1.74億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が2.17億円(同1.70億円の損失)となった。
前期に引き続きプロジェクト収益向上施策を行う一方、新たに同社の親会社となったエヌ・ティ・ティ・データ (T:9613)との協業をすすめ、業務執行に係る意思決定速度の向上を目的とした執行役員制度導入をはじめとする経営改革、組織体制変更を行い、業績回復へ向けた施策を実行した。
その結果、プロジェクト収益については向上しているが、営業面においては施策の効果が現れるには時間がかかり、また、同社連結子会社における大型案件の取引縮小等により営業損失が拡大した。
2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比12.4%増の62.00億円、営業利益が同270.7%増の0.80億円、経常利益が同283.5%増の0.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.56億円とする期初計画を据え置いている。