オンライン銀行アプリを展開するフィンテック企業「Revolut(レボルト)」は4月1日、従来プレミアム向けなどの体裁で提供予定としていた仮想通貨取引サービスを、すべての標準ユーザーに拡大予定と明らかにした。当初はプレミアム向け定額サービスと同額の料金1.5%とするが、5月には標準ユーザーの定額料金を2.5%に値上げ予定という。さらに4月末までに、標準ユーザーも金(ゴールド)を取引可能とする予定だ。
Revolutはモバイルアプリを通じて、ピアツーピア(P2P)間での支払いなどのデジタルサービスを提供しているフィンテック企業。150種以上の法定通貨に対応し、ビットコイン(BTC)などの仮想通貨やカナダドル、米ドル、メキシコペソなど29種類(2020年3月現在)の通貨をアプリ上で保管・両替可能という。