ビットコイン(BTC)価格は11,000ドルのレジスタンスからの急反落の後、軟調な展開が続いている。2020年第4四半期に突入したが、足元での市場心理は依然として慎重で中立的なままだ。しかしビットコインはいくつかの要因により、第4四半期に大幅な下落に直面する可能性もある。
3月から8月にかけて、良好な金融状態、低金利環境、数兆ドルの景気刺激策により、ビットコインと株式市場は連動する形で上昇してきた。だが11月に控えた米大統領選挙により、新たな景気刺激策の承認が遅れる可能性が高まっている。米国のマクロ情勢と金融市場を巡る不確実性の高まりは、BTCに圧力をかける可能性がある。