ビットコイン価格はテスラの15億ドル投資という発表を受けて、47000ドル付近の史上最高値を推移している。過去最高に近いビットコイン先物の建玉が137億ドルに達した一方で、昨晩は2時間で5億5500万ドルのショート(売り)が精算されることになった。一時的に上昇する資金調達率とレバレッジからビットコインのさらなる上昇余地が示されており5万ドルに向かうシグナルと言えそうだ。
この値動きは永久先物の利用者にとって、ロング(買い)ポジションを保有するコストを大幅に増加させた。永久先物では資金調達率(ファンディングレート)という仕組みがあり、ロングにかけているトレーダーがショートより多い場合はロング保有者が手数料を多く負担することになるからだ。