ロシアのパンクフェミニストバンド「プッシー・ライオット」がミュージックビデオの新作を発表し、それに合わせて4つの一連のNFT(ノンファンジブルトークン)をオークションにかけて、自身のアートプロジェクトと地域活動のための資金を作ろうとしている。
「プッシー・ライオット」は、12年にモスクワの救世主ハリストス大聖堂で因習を打破するフェミニストパンクソングのゲリラパフォーマンスを披露したことで、一躍その名が知られることになったバンドである。この時のパフォーマンスは、プーチン政権と結託している正教会に対する抗議行動だった。その後間もなくバンドメンバーは「宗教的憎悪に動機づけられたフーリガン行為」で逮捕され、後に流刑地で2年間収容される禁固刑が下った。