サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

独海運ハパックロイド、コスト削減へ 23年は純利益減少で減配

発行済 2024-03-14 19:54
更新済 2024-03-14 20:00
© Reuters. 独コンテナ船海運会社ハパックロイドは14日、世界的な船舶の供給過剰と紅海の危機により、2024年はコスト削減が必要で運航数を減らす可能性があるとの見通しを示した。ハンブル
HLAG
-

Vera Eckert Elke Ahlswede

[フランクフルト 14日 ロイター] - 独コンテナ船海運会社ハパックロイドは14日、世界的な船舶の供給過剰と紅海の危機により、2024年はコスト削減が必要で運航数を減らす可能性があるとの見通しを示した。

同日発表した23年決算は純利益が83%減少した。

ロルフ・ハッベン・ヤンセン最高経営責任者(CEO)は「今年は多くの船舶が納入されるため、市場環境は引き続き厳しい」と予想。スエズ運河航路での船舶襲撃が同社のサービス網を混乱させていると指摘し、「収益性と競争力を維持するには1隻当たりのコストをさらに削減する必要がある」と語った。

23年の純利益は30億ユーロ(32億8000万ドル)と前年の170億ユーロから減少。配当は1株当たり9.25ユーロに引き下げた。

同社はイエメンの武装組織フーシ派が船舶を攻撃し始めたことを受けて、スエズ運河を避け喜望峰を回るルートに切り替えている。

© Reuters. 独コンテナ船海運会社ハパックロイドは14日、世界的な船舶の供給過剰と紅海の危機により、2024年はコスト削減が必要で運航数を減らす可能性があるとの見通しを示した。ハンブルク港で昨年3月撮影。(2024年 ロイター/Phil Noble/File photo)

24年のEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は10億─30億ユーロと、昨年の44億ユーロから減益を見込む。

利払い・税引き前利益(EBIT)は10億ユーロの赤字から10億ユーロ黒字の範囲と予想している。昨年は25億ユーロの黒字だった。

昨年の運賃は1TEU当たり1500ドルと48%減少した。売上高は179億ユーロと約半分になった。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます